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否定から生まれるもの

今日は大学の友達と池袋に行ってきた。
横浜に出てきてもう3年目になるが、池袋の地に足を踏み入れたのは初めてだった。
池袋なんて普段行く機会がないし、行ってもせいぜい新宿。(惜しいとこまで行ってる?w)
だから池袋という地は自分にとって完全にイメージの世界。
池袋・・・。かの有名な『池袋ウエスト・ゲートパーク』の聖地ですよ。
自分の中ではそのイメージが強かった・・・と言うか、そのイメージしかなかったから、

「いやー、やっぱ黒とか黄色の服着たギャングの集団がたくさんいるのかなー♪」

なんて、実際ホントにそうだったら嫌な光景を期待(?)しつつ駅を降りた。
そしたらさすがに黒黄ギャングの集団はいなかったけど、代わりの集団はうようよいましたよ。
土曜なのにも関わらずスーツの集団!そして自分らもスーツ・・・。


そーなんです。ここからが本題。
今日池袋に赴いた目的は“就職セミナー”。
もう何回目かな・・・?何気に結構行ってる。やりたい仕事、興味のある仕事ってのはもういくつかに絞ってるけど、それ以外の企業の話を聞くことも嫌いじゃない。むしろ勉強になる。
あとでする話とつながるけど、そこから新たに興味のある仕事を見つけられれば自分の可能性ももっと広がっていくわけで・・・。
志望業界を絞るってのはごく当然のことであって、それ以外、+αの部分を持てることっていうのもすごく大切だと個人的に感じる。(これが2月、3月ってなってくると時期的にもそういうことはなかなか難しくなってくると思うし・・・。)

前置きが長くなったけど、今日は大手広告代理店・電通の社員の方の話を聞いた。(その社員の方の顔が谷さんに似てて不思議と好感を持てた。身内話で申し訳ないです。)
まぁ、さすがに超人気企業とだけあって、そのセミナーの整理券を求めて長蛇の列・・・。
そんな中さすがのオレらは早々と整理券を確保したわけだけどもww

わずか50分少々の話ではあったが、興味深い話も十分聞けた。
その中の一つ。(電通を考えているみなさん、要チェックですよ!?)

―否定からは何も生まれない―

クライアントからの無理難題な条件提示に
「これは無理ですねぇ・・・。」
と答えたならばどうなるか。それはこうなります。
上司からボロクソに言われる。
人々が普通、「これは無理だろぉ・・・」と思うことをやってのける。
それが電通であり、電通が業界でトップでいられる要因の一つでもあるように思う。

例えば、前述した様々な企業の話を聞くという話。
その企業、業界にはそんなに興味がないから話なんか聞かなくてもいいや―
となると、自分の可能性を自ら摘んでいることになるよね。
そこに何でもいいからほんのちょっとの興味、ほんのちょっとの可能性を感じることが後々、ターニング・ポイントに成り得ることだってある。

普段の生活からもそのような考えを持つことは大切だと思うけど、実際問題なかなか難しいところもあるよね。

「いやー、この牛乳、賞味期限1年過ぎてんなぁ。捨てるかなー・・・いや、待てよ?1年という期間が牛乳の新たなる可能性(味)を見出しているかもしれない。否定からは何も生まれない!よし、飲んでみよう!!」

なーんてクソバカ、深い人間がいても困る。(かなり大袈裟な話ね。)
こういうことじゃなくても、日常生活全てにおいて前記のような考えで過ごしていると世の中は哲学者ばっかになってしまう。

だからこそ、“じゃあ、仕事では”というのがある。
かなり極論じみてしまうが、「否定からは何も生まれない」という言葉は、どんな仕事にも言えると思う。
たいていの人がいずれは手に職を持つ。
いわばその種のプロになる。
プロである以上、甘えや諦めは許されない。
プロ意識(仕事意識)が高い人は、他人からどうこう言われなくてもそういうことが頭の中に無意識のモノとしてあるんだと思う。
そんな人間がオレの憧れであり目標でもある。壁は高いけどね。
by rrrrryooooo0727 | 2005-12-11 02:08 | 就職活動
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