重い思い

ベランダに出ると、一匹の蝉がのたうち回っていた。
死を迎える間際だったんだろうね。

地上に出るまで10年近くの期間を地中で過ごし、やっとこさ地上に出たと思ったら寿命は2週間。
彼らは、その2週間で何を果たしてきたのか?
きっと本人たちはそんなことを考えることなんかなく、必死で2週間という長くも短い期間を過ごしたんだろう。

そんなお蝉さんが僕の部屋のベランダでのたうち回っていた。
僕へのメッセージだろうか?
『おまえも一瞬一瞬を全力で生きろ』っていう。
んー、まじっすか?
そんな感じで、少し考えてしまったのだ。

けど。
やっぱり、僕の部屋のベランダで死を迎えるのは止めてほしい。
いい気分ではない。
エゴかもしれないが、死を見るのは嫌いだ。
そんな思いから、蝉さんにはお隣さんのベランダに移動してもらった。
嫌がらせではない。
これは、紛れもなく、お隣さんへの僕からのメッセージ。
彼は、このメッセージに気づくだろうか?
気づいてくれることを信じて床に就くとしよう。
[PR]
by rrrrryooooo0727 | 2006-09-16 03:55 | 独り言
←menu