Ｒ ３０　

午前の雨っぷりも嘘みたいに晴れてます。電車の中から見る景色にもあちこちに桜色が混じってます。東京では桜の満開宣言が出されたみたいで。花見してーなー、と思うわけです。今日の朝電車に乗ると、車内広告が桜色一色だったわけで。そこでも思うわけです。花見してーなー、と。
そして思うわけです。
花見しよー、と。
さぁ。
新生活の門出は華やかに。
ぜひ。

「便利そうだから」「皆持っているから」「話題だから」というどれにしろ安易な理由でPASMOを購入してみた。実際、とても便利だ。電車を多用するこの時期は何とも頼もしい存在だ。が、僕は肝心のPASMOの使用方法を知らず、切符愛用者でもあったことから、切符と同様にPASMOも改札に挿入してしまった。なんだか入れづらいなと思ったのだが構わず力でねじ込んだ。そしたら詰まった。ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ鳴った。僕の前の扉は閉ざされた。僕の後ろにいた人々は怪訝そうな顔をして左右に流れていった。あの場に友人がいなかったら、と思うとそれはそれは恐ろしい。

今日、友人が沖縄に旅立った。
ぐっどらっく！

今日は大学の卒業式で、まだ卒業しない僕だが、僕の仲間たちが旅立つということで参加した。家を出るときは、最後だし思い出づくりだ、と思ってｶﾒﾗを買い学校に向かったのだが、実際に撮ったのは1枚のみだった。その1枚もかろうじて、だ。僕は残る身だから入退場を皆とするわけでもなく、式自体を一歩引いた目で見ていた。そんな中、僕なりに思うことが多々あったが、やはり、嬉しそうな皆と混じって一緒に雑談したり写真を撮ったりすることはできなかった。卒業しない僕が皆とわいわいするのはちょっと違うだろう、という思いが強かった。
この後は謝恩会だ。そうは言っても、この4年間同じ環境で色々なことを共にしてきた仲間の門出の日は当然祝いたい。卒業式では一歩引いた形で見ていたが、謝恩会では皆と一緒になって酒を浴びたいと思う。門出の日でもあり別れの日でもある。皆と酒を酌み交わすのもひとまず最後だろう。
そして、その場で皆に言うんだ。
「僕と一緒に5年生しない？」
って。

長野県のとある町のﾈｯﾄｶﾌｪで今日というこの日を過ごしている彼も、卒業おめでとう。

この乱れに乱れている生活を正さなくては。そうは思っているものの、やはりなかなか直せない。夜中の方がやることははかどるのだが、夜型人間を肯定してしまうと生活ﾘｽﾞﾑが正常になることなんて夢のまた夢だろう。夢のまた夢ｶｰﾄﾞを使って目的地に一発で到着できるくらいの確率だ。むむ。夢のまた夢ｶｰﾄﾞとはよく言ったもので、今になってなかなか感心してしまう。そうは言っても夜型人間を否定する気も毛頭ない。そんなｽﾀﾝｽが今の僕の現状なんだろうなぁ。

それにしても、朝日が昇るのもだいぶ早くなったな。
それにしても、卒業式まで残り一週間切ったんだな。

季節の移り変わりとは早いもんだなぁ。

履歴書を書き上げた。自分で書いておいて言うのも何だが、なかなか会心の出来っぷりだ。特に趣向を凝らしたわけでもなく全て字での作成だが、僕にしては集中して書き上げた。その出来ばえというか力の入れ具合も評価してあげたいのだが、一番評価してあげたいのは、昨日の寝不足からくる睡魔の超大群に飲み込まれそうなのに、こんな時間から郵便局に向かう僕自身だ。もちろんﾗﾝで。
前にもちょうどこのくらいの時間帯に学校からﾗﾝして帰ったが、割とこの時間の外の雰囲気は好きだ。空とかすげー綺麗。皆さんもぜひ機会があれば。ﾗﾝを。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ﾗﾝ＝「走る」の意。

また足を攣った。
またこの仲間とやりたい、と思う。
次の対戦までにもっともっと上手くなっていなければならない。
攣った右足ふくらはぎの痛みは明日、明後日には消えているだろう。心地よい痛みはいつだって大歓迎だ。
変わりゆくものの中で生きているからこそ変わらないものを求めようとするが、この恒例の木曜日も例外なく変わりゆくものなのかと思うと、やはり寂しい。
こうやって一つ一つのことが区切りを迎えると、いよいよ終わりが近づいてくるのか、と少し遠い目をしてしまう僕がいるの。

ｱﾘﾗﾝ飯店という焼肉屋はご存知だろうか？そこは他の焼肉屋と比べると高い。が、美味い。柔らかい。美味い。高いけど。僕たちはあの焼肉の味とあの雰囲気とﾚｲﾝﾎﾞｰﾌﾞﾘｯｼﾞからの今日の景色を噛み締めなければならない。そして明日はおそらくお馴染みのﾒﾝﾊﾞｰでやる最後のﾌｯﾄｻﾙ。いかにして楽しんでやろうか、と考えている。とりあえず明日はｱｯﾌﾟも兼ねて恵比寿からﾗﾝしなければならない。

今日は友達の結婚式の二次会があった。新郎と縁があって僕もお呼ばれした形だ。僕が結婚するとき僕は誰を招待するのだろうか。招待するにも限りがあるため呼ぶことのできない友人も出てくるだろう。人選には相当頭を悩ますだろうし苦労するに違いない。そういった点で、今日呼ばれた僕はとても光栄だ。結婚式だとか結婚式の二次会だとかに参加すると、今までどこかに身を潜めていた「結婚」というものが突如姿を現して僕の目の前を右往左往しだす。彼、彼女にはこれからも末永く仲良く幸せでいてもらいたいと思う。

ﾊﾞｲﾄが終わって研究室にきたものの誰もいない。いつもは裏口から入れるのだが、そこからも入れないようになっていたのでﾄｲﾚの窓から不法侵入した。外で休憩していると知らない人に鍵を閉められた。彼は僕に気づかなかったのだろうか、普通に鍵を閉めた。だとすると、彼は相当視野が狭い。おかげで僕は不法侵入を2度繰り返さなければならない羽目になった。そんな粘りを見せたにも関わらず相変わらず誰もいないし誰も来ない。土曜の夜だから当然といえば当然かとも思うが、やはり寂しい。4月からはこんな状況が普通になるのかと思うとさらに切なさが増す勢いだ。こんな時はやることははかどるが、僕としては、そこに物足りなさを感じるのもまた事実。やることもある程度終わったし、ｶﾗｽも鳴きだしたので静かに帰路につこうと思う。

人の家でご馳走になる食事、お酒はどうしてこうも美味いんだろう。それはもう理屈じゃないと思ったりもする。美味いものは美味い、いいものはいいということだ。今日みたいな一日は僕にとって何物にも代え難いものだ。